運をつかむには、自分のやりたいことをずっと継続して、やめないことだ。
「継続は力なり」という。同時に「継続は運」なのだ。
「運がよけりゃ」と、棚の下でぼた餅が落ちてくるのを待っていても、そんな好都合なことは起こらない。自分でぼた餅をつくってこそ、類は友を呼ぶではないが、いろんな餅が寄ってくるのだと思う。
自分自身も、世に出なくとも、代表作がなかなか描けなくても、黙々と漫画を描き続けてきた。
アンパンマンはそうした長い歳月から生まれた「運」だったのだ。
「おすすめ」
「やなせたかし 明日をひらく言葉」
やなせたかし/著(PHP研究所)
作品がブレイクしたのは七十歳手前と、必ずしも人生は順風満帆ではなかったそうです。
でも、どんなときも希望を持ち続けた、やなせさんの言葉は生きる喜びにあふれています。